
役員就任の挨拶について
役員就任の挨拶の文例について
ポイント:一つの部署だけでなく、会社全体を視野に入れてかじ取りをするという役員の立場を自覚したあいさつを行ないます。
このたびの株主総会および取締役会において、新しく開発担当の執行役員に選任されました荒川でございます。
ご存知のように、私は創業とともに入社し、以来、ずっと営業畑を歩んでまいりました。ゼロからのスタートで、新しい企業の営業のおもしろさも難しさも、身体で感じながら、ここまでやってまいりました。「創業は易く、守勢は難し」、つまり、始めることより維持することのほうが難しい、という言葉がございます。今、当社はまさにこの時期にあるのだと思います。
当社では、創業以来の主力商品〇〇が堅調ですが、さらに時代を勝ち抜いていくための画期的な新商品の開発が急務となっています。今後は、現場で培った営業の感覚を開発に生かし、当社の一層の飛躍のため、微力を尽くす覚悟でございます。どうか、お力添えの程、よろしくお願いいたします。
専務取締役就任の挨拶の文例について
ポイント:取締役会では「先輩役員の皆さんのご指導を得て」と身を低くし、管轄部門の方針を述べる。
このたび、専務取締役に就任させていただきました鈴木でございます。
つい最近まで、関東営業総本部長として、前線で指揮をとっていた身で、とても専務などという器ではないのですが、大橋会長、川上社長のご推挙もあって、お引き受けすることにいたしました。
若輩、非力の身ですが、先輩役員の皆さんのご指導を得て、全力を尽くす所存です。よろしくお引き立てのほど、お願い申し上げます。任務は営業統括ということで、私としては、支店網の見直しから着手したいと考えております。最近の都道府県、とくに政令指定都市の人口動態をみながら、デジタル通信網の活用をはかり、より強力な営業ネットワークを構築したいと思っております。全役員のご協力をお願い申し上げて、私のごあいさつとさせていただきます。
取締役就任の挨拶の文例について
ポイント:先輩役員に対しては腰を低くしながらも、「課せられた責務」への決意を述べる。
先輩役員の皆様、このたび取締役をおおせつかりました結城太一です。ご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
幸田社長から取締役就任の打診を受けましたおり、「若輩の私には荷が重すぎます」と遠慮させていただいたのですが、「厳命」ということでお引き受けいたしました。幸いこれまで担当してきた販売部担当取締役ということですので、当面は取締役という肩書きを意識せずに、販売部の運営に力を尽くしていきたいと考えております。消費税のアップ以来、わが社の販売部の実績も下降気味でありますが、これを再び上昇軌道に乗せるのが私に課せられた最大の責務であると肝に銘じ、がんばる決意であります。
皆様のご指導、ご鞭撻を伏してお願いして、私の取締役就任のあいさつといたします。
会長就任の挨拶の文例について
ポイント:新社長を盛り立て、一歩退いたところに自分を置いてあいさつするのが望ましい。
幹部の皆さん、朝のあわただしい時間にお集まりいただき、ご苦労さまです。
ただいま大久保専務からお話がありましたように、昨日の取締役会において、私は社長職を退き、新たに設けられる当社会長に選出されました。来たる六月の株主総会で承認を得て正式就任となりますが、とりあえずご報告いたします。
これまで当社には会長職は設けておりませんでしたが、皆さんのお蔭で社業も拡大の一途をたどり、渡部新社長の業務もますます多岐にわたることが予想されることから、社長の負担を少しでも軽くしたいということで、会長職を新設されたわけです。
私としても、そのような趣旨を踏まえて、社長の補佐役に徹して、社業の発展に寄与していきたいと思っています。どうぞよろしくご理解、ご協力のほど、お願いいたします。
「短いスピーチあいさつ実例大事典」より






